50歳の自分に

今日は一日中コンドミに居ると決めた。窓の外は、高層ビルが立ち並び、強い日差しの中で車の流れが見える。

人生を振り返ると、そこには50年の歴史がある。嫌だったこと、情けなかったこと、恥ずかしかったことが頭をよぎる。本当につまらない人生だっただろうか?

逆に、愛されたこと、初めてできたこと、うれしかったこと、感動したことも沢山あったことに気づく。

こんな人生なんて・・・と思ったときもあったよね。いっそ死んでもいいや、長生きなんかしなくてもいい。そう思ったことも多々あった。

今もそう思うか?

心のどこかではそう思っている。でも、自分を大切だといってくれる人、必要だといってくれる人、応援してくれる人も沢山いることに今は気付いている。

頭でわかっても心で気づけなかったころ、どうやって生きていたんだろう・・今でも不思議にかなり断片的にしか記憶がない。あのとき、思い切って死を選んでいたら・・・そう思うときもある。(期間にして2年と少しのはずなのだが・・・あまりにも心が死んでいて、ただ呼吸をしていただけなのだろう・・)

今は、前を向いて残りの人生を頑張って生きていこうと思っている。一緒に歩んでくれる人、応援してくれる人、応援し続けたい人がいるから。

50年がんばって生きてきた、生きることを諦めなかった自分を褒めてあげよう。そして、これからも生きることを諦めず、前を向いていこう。一人じゃないってわかっているから。

50年間ありがとう。そしてこれからもよろしく。